ぼくのみそらーめん(通称ぼくみそ)は、埼玉県東松山市の高坂駅前に位置する、濃厚味噌ラーメン専門店。
2014年まで川越市に存在した渡辺樹庵氏プロデュースみそラーメン専門店”ごきげんや”に学生時代通いつめたと言う店主が、当時の元店主に頼み込み味を再現する事に成功したのだそう。
2022年夏「あの味をもう一度どうしても食べたい」一心のみで、味の再現からスタート!
そこから物件を探し2023年の3月21日に念願のOPENを果たしました。
ラーメン屋をやりたいわけでも、ラーメンマニアでもなく、味噌ラーメンも普段は注文しないと店主さん談。
それでも学生時代に食べた「あの味」頃に通い詰めた味噌ラーメンがどうしても食べたくてたまらなくて、再現したくてお店を始めたと言う熱量が秘められた味噌ラーメンなのだそうです。
アクセス店舗情報
〒355-0063
埼玉県東松山市元宿2丁目21−7 サーブK 1F
駐車場あり
店舗隣に道路側から3台+一番奥を含めた4台
営業時間
10時30分~14時30分
17時~20時30分
木曜日曜日定休
元々はbar(バル)やカフェだった店舗の居抜きな事もあり、外観、内観ともにおしゃれで、女性が入りやすい雰囲気。
ボクらの前後にした客は、実際に7~8割と驚異的な女性比率に驚かされました。
ぼくのみそらーめん[ラーメンデータベース]
ぼくのみそらーめんTwitter[公式]
内観
カウンターではお酒を飲んでいる人がいそうな雰囲気の造り
(昼間だったので実際に飲んでいる人はいませんでした)
卓上のお冷も、冷えた大きなやかんのお茶でした。
小物使いもおしゃれです(笑)
ぼくのみそらーめんメニュー
メニューは、濃厚みそ味1点勝負!
みそラーメン、辛いみそラーメンと、つけめんの3種類です。
みそらーめん 890円 ←注文品
辛みそらーめん 940円 ←注文品
みそつけめん 980円 ←注文品
各味玉入り 130円 ←注文品←注文品←注文品
各チャーシュー2枚増し 300円 ←注文品←注文品←注文品
各大盛り 120円(ゆでる前の麺量200g→300g) ←注文品←注文品←注文品
やさい増し 90円
ごはん 90円
大盛りごはん 120円 ←注文品←注文品
チャーシュー丼 350円 ←注文品
りんごorオレンジジュース 180円
瓶ラムネ 200円
ビール(中瓶) 600円
それぞれ、味玉トッピング、チャーシュー2枚増しトッピング(もともと1枚ついています)
各大盛りに加え、ライスが良く合う濃厚みそラーメンなので、ごはん推奨だそうで、チャーシュー丼もあr
また、食券を購入しなくても、後からトッピングやサイドメニューなどを下記メニューから追加できます。
「やっぱりライスを追加するか」的な心変わりにも対応しています(笑)
味変調味料など
- ニンニク
- 一味とうがらし
- コショー
- お酢
各みそ系メニューには、にんにくが元々入っているらしいですが、更に卓上のニンニクを追加する事をお店で推奨しています。
実際に元々入っているニンニクは控えめなので、たっぷり足すくらいがコクが深くなりオススメです。
注文品
嫁acoが注文品の7割を担当で、ボクは辛みそらーめん担当。
他の注文品も味見程度にいただきました。
- みそらーめん味玉チャーシュー1320円大盛+120円
- 辛みそらーめん味玉チャーシュー1370円大盛+120円
- みそつけめん味玉チャーシュー1410円大盛+120円
- 大盛ごはん120円✕2
- チャーシュー丼350円
麺はラーメンが茹でる前の麺量で200g、つけめんは300g。
一般的なラーメン屋と比較して多いです。
少なめの二郎系ラーメン店くらいあります(笑)
三河屋製麺と言う製麺所の太麺を使用。
ラーメンのゆで時間は3分20秒、つけめんは6分30秒。
更に一杯ずつ炒めてスープを作るので、提供時間はやや長めに見ておいた方が良さそうです。
acoデカ盛り ◀◀ 相方acoぼくのみそらーめんYouTube実食動画
↑相方acoぼくのみそらーめんYouTube実食動画
実食レポ
見つからに粘度があり、濃厚そうな味噌ラーメンと辛みそラーメンが提供されました。
濃厚が好みの夫婦ですので、ビジュアルからして食べる前から旨いのが確定です(笑)
ひき肉を中華鍋で炒める所から始まり、各薬味や味噌、鶏豚スープなどを加えて行く料理工程。
一杯一杯ていねいに作り上げています。
みそらーめん
890円(税込)
+味玉トッピング130円+チャーシュー2枚増しトッピング300円+大盛り120円
ドロっとした粘度の高いみそスープに大量の含まれたひき肉が見え隠れしつつ、もやし&キャベツの茹でヤサイがこんもり盛り付けられています。
厚みもあるバラチャーシューが1枚トッピングされた構成!
ボクらは各味玉、チャシュー2枚増しトッピングなので、チャーシューは合計3枚で豪華な仕様です。
麺の大盛なのでボリューミー!
太麺仕様
断面の四角い、幅6mmくらいのコシがある太麺でややウェーブがあるかストレートか判別がつきません(笑)
ややカタメの茹で加減で、もっちり感もある味噌ラーメンに良く合う麺です。
スープ
甘みのある秩父系の味噌スープで、鶏ベースの豚も入った濃厚動物系スープ。
ひき肉がたっぷり入っており、肉の旨味もありつつ、穴開きレンゲも用意されており、最後にライスを合わせる事をお店は推奨しています。
にんにく、しょうがの香味も加わっており、奥行きのあるコクがありました。
後で紹介しますが、ベースの白湯スープが味噌なしでも美味しい濃厚スープなのがポイントです!
辛みそらーめん
940円
+味玉トッピング130円+チャーシュー2枚増しトッピング300円+大盛り120円
みそラーメンと具材やトッピング構成は同様。
粘度の高いたっぷりスープに、もやし&キャベツの茹でヤサイ、厚みのあるバラチャーシューが1枚です(注文品はチャーシュー2枚+味玉トッピング)
辛みそラーメンなので、みそラーメンに辛味が加わっています。
スープが、そのままの味噌らーめんよりも赤く、見た目で間違う事はないくらい色が違います(笑)
三河屋製麺太麺
断面の四角い、三河屋製麺産、特注太麺。
麺の幅は6~7mmくらいで、カタメの茹で加減でコシがあり、もっちり感もある、ややウェーブのある気がするストレートに近い麺です。
スープはどろどろの粘度が高いタイプで、食べるスープな感覚。
みそラーメンとの違いは、とうがらし系の辛味がけっこうバッチリ効いています。
辛のが苦手な人は、注文は慎重にした方が良いくらいは辛いです。
蒙古タンメン中本で例えると、みそタンメン辛さ3と、蒙古タンメン辛さ5の間、辛さ4くらいはありそうに感じました。
豚チャーシュー
麺の太さと同じくらいの厚みがある、豚バラチャチャーシューはハーフベーコンくらいのサイズ。
トッピング2枚増しで3枚なので、食べごたえがあります。
ジューシーで周りに味もしっかり染みているチャーシュー。
みそラーメンですが、チャーシューの味ベースはしょうゆです(笑)
味玉
味玉はタレの味が黄身まで染み染みの濃いめの味玉。
黄身は元々半熟ですが、タレと合わさりねっとりしたタイプで、1日以上は漬け込まれた感じ。
ゆで野菜
- もやし
- キャベツ
野菜はたっぷりですが、味付けはされておらず、またスープの味が濃厚なので、先にスープに沈めておくのがオススメです。
野菜の水分がスープに加わり、また野菜にはスープの味が染み込み、お互いが上手く調和されました。
大盛りライス2つ分
120円×2
大盛りライスは2つでご飯2合以上、700gくらいはありそうです。
ボクは、味見程度に200gくらいを担当して、スープと合わせると旨い辛みそスープごはんを愉しみました。
みそつけめん
980円(税込)
+味玉トッピング130円+チャーシュー2枚増しトッピング300円+大盛り120円
つけ汁スープのみが別皿。
麺も野菜もトッピングも一緒に盛られている仕様。
つけ汁スープ
スープは、ラーメンの時点でドロっとしているので、粘度はさほど変わらず。
みそ味がラーメンと比較して、数段階濃く感じました。
ラーメンのスープは甘味を真っ先に感じましたが、つけ汁は味噌がガツンと最初に来ます。
甘みもありつつ、意外とラーメンでは感じにくかった味噌の塩気も感じ取れました。
ひき肉がたっぷりなど‥
それ以外は、みそラーメンどほぼ同様です。
トッピング具材
ラーメン同様‥
もやしとキャベツの茹でヤサイ、チャーシュー(注文品は2枚増しで合計3枚と味玉)具材が、つけめんの麺の上に乗せられています。
つけめんの麺
ラーメン3分20秒に対し、つけめんの麺は6分30秒ものゆで時間です。
太さはけっこう違うと思いきや、ラーメンと茹で時間ほどの太さの違いはないように感じました。
これは、茹であげた麺を冷たく〆る工程が加わるから‥
少しだけ良く茹であげて、キリッと〆るから、ゆで時間が一気に長くなるのでしょう。
しっかり太さがある、よく〆られたコシのある麺です。
多少、時間を置いても直ぐにはカタマリになりません。
割りスープ
つけめんのつけ汁は、薄める割りスープが用意されています。
ただ、元々ぼくみそのメニューはラーメンも濃厚な為、ラーメンを薄めるスープとしても注文できるようです。
その他、女性客に配慮したヘアゴム。
また相方acoの必須アイテム戦闘服もとい、紙エプロンの用意もありました。
出てきた割りスープは、そのまま口にしても超濃厚な鶏白湯スープで豚骨テイストも加わっています。
味付けはされていませんが、割りスープなのに濃厚で、各メニューの源である濃厚動物系スープの実力を再認識できました。
チャーシュー丼
350円(税込)
ラーメンにトッピングされているチャーシューよりも厚く、さいの目状にカットされた角煮っぽいチャーシュー丼。
甘辛タレがしっかり染み込んでいます。
端にはガリが多めに添えられ、相性抜群。
一緒に食べると、清涼感と香味が加わり、しょっぱめのチャーシューとバランスを取ってくれる役割になっています。
全てがボリューミー
麺量も多く、茹でヤサイも多く、濃厚スープなので、どれも満腹感のある一杯でした。
スープには肉油分や、ニンニクなどの香味も加わっているので、見た目以上のボリュームを感じます。
今回、注文した3品+大ライス2杯分+チャーシュー丼は1人では食べられなそうです。
どれも重厚感のあるので、なめてかかると多少苦戦してもおかしくない内容でした。
実食の模様は…
acoデカ盛りYouTubeチャンネルにてご覧下さい!
ぼくのみそらーめん総評
ビジュアルからして、濃厚つけめんのつけ汁のような粘度を持つ、どろポタみそラーメン。
コシのあるもっちり太麺との相性も抜群で、ベースの豚骨まじりの鶏白湯スープの動物感の濃厚さが際立っていました。
たっぷりのひき肉と希少性の高い味噌など合わさり、有りそうでない味バランスとなっています。
麺量も、具材も多く、内容も重厚感があり、ボリューム感のある一杯ですので、多少でも濃いと感じる方は早めに割リスープを願い出ても良いかも知れません。
店構えは若者や女性が利用しやすいカフェのような出で立ちで、実際に女性客比率が7~8割とラーメン店としては極めて高く驚きました。
きめ細やかな行き届いた小物やサービス品の類、店主およびスタッフの神対応も利用しやすさを促進している気がします。
味に関しては情熱のある店主さんなので、元々好きだったお店の再現に留まらず、更なる高みを目指すのでしょう。
新しい店舗さんなので、今後も楽しみです。
ごちそうさまでした☺︎
(麺約1.7kg+スープ約1.5kg+ご飯もの1.1kg+具材1kgくらい)
推定カロリー 約6800kcalくらい?
ぼくのみそらーめん(ラーメン/高坂駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0