うりずんは大阪市鶴見区にかつて存在した、蒸さない関西焼きうなぎで人気を博した人気店でした。
2012~3年当時、あまりの人気で、客を捌ききれず業を煮やした沖縄出身の店主氏(店名は沖縄由来の為)はうりずんを閉店。
1年以上に及ぶ休養および充電期間を経て2014年に同大阪市内淀川区西中島にて、席数を7席→11席に増席し移転オープン!
もう食べられないと思っていた、過去最高に旨いと思った、うりずんもとい新店名は鰻屋。へ後日2015年に累計15度目の訪問
※以下を2011年~2012年当時に自分で投稿した食べログから引用し加筆しました。
鰻家。うりずん
12年2月中旬12度目の訪問。
電話予約をすると『ゴメンね○○さん少し値上げしちゃったけどいい?』
ウナギ稚魚の事情は分かっているので仕方ないですね。
一年前から二段階アップ。
CPは☆4.5⇒☆3.5⇒☆3と二段階ダウン。
ぬちぐすい3800円⇒4,510円⇒5,500円
(うざく、う巻き、八幡巻、肝焼き、肝吸い、半身白焼き、特上うな重のコース)
これでも一品づつの単品価格を考えたら納得できる範囲。
うな重特上2,620円⇒3,250円⇒3,000円台後半(忘れた)
うな重2,100円⇒2,620円⇒3,150円
抜群にウマいので、ぎりぎり許容範囲。
大将もお客さんに申し訳ないから最後の値上げですと言っていました。
» 鰻家。(大阪市淀川区)至高の関西焼きうなぎうりずんの移転先へ念願の訪問レポ
初訪問から8カ月、計11度の訪問。
あれから関西焼きにハマり食べ歩くも、結局ここを超える店に出会えていない。
うりずんは偉大だといつも思っている。
最近は、うな重の特上を二つ食べる事が通例になってきました。
一つだと帰りにもう少し食べたくなっちゃうから(笑)
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再々々々々々訪くらい。
前に大将がほのめかしていたが、値上げしてしまった。
ソレでも今までが安かったので、相応くらい。
うりずん4,500円⇒5,250円
ぬちぐすい3800円⇒4,510円
うな重特上2,620円⇒3,250円
うな重2,100円⇒2,620円
ランチのうな重松2,520円⇒3,150円
ランチのうな重竹2,000円⇒2,520円
こんな価格帯になりました。
CPの評価を少しだけ下げ。☆4.5⇒3.5
今日は高知のウナギ。
何度か通ったので産地の違いが何となく分かってきた。
やはり高知産が最強ぽい☆
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今の所、大阪グルメで一番のお気に入り。
関西焼きのウナギでは、関西レビュアーの皆さまが別格評価のこちら『うりずん』
ご主人は意外に若い沖縄出身の方。
うりずんは沖縄の言葉で、立春を少し過ぎたあたりの季節を指すそうです。
ボクは以前からウナギは関西焼きを断然好みます。
江戸焼きのウナギに関しては『値段に見合わない食べ物』と言うのが個人的な意見。
蒸してタレが多くかかったソレは、まるでカレーのように飲み物のようだし(笑)
簡単な特徴・・・・
●江戸焼き(ふんわりとした食感)
背開き、頭落とし、蒸す工程が入る、蒸しでドロ臭さを抜くタメ身の厚いウナギが多い
●関西焼き(外がカリっとした食感)
腹開き、頭つき、蒸さずに焼く、身の少し薄めのウナギが多い
細かく言うと他にもいろいろありますが、キリがない・・・・
ボクはソース文化をそれほど好まないので、大阪で関西風ウナギを中心に食べ歩こうと考えました。
無知なボクは、関西で食べるウナギは何でも関西風だと思い込んでいたのですが、
立地や営業時間などから大阪で適当に入ったウナギ屋さんが3軒連続で江戸焼き!
3連敗してから、ようやく失敗に気づき下調べをするようになる始末。
塗る薬がありません(爆)
そんなこんなで紆余曲折の上に、こちら至高の関西焼きに辿り着きました。
注文はコースで、『ぬちぐすい3,800円』
うざく
う巻き
八幡巻
上記図、右の丸いの。
ごぼうをうなぎで巻いたようなつまみ。
下戸のクセに酒が進みそうとか言ってみる(笑)
肝焼き
うな重の前に出てくる前菜類も、肝焼きが特にウマいですねぇ。
甘めのタレに香ばしく焼きあげた肝焼き・・・・
白焼き半尾
これまた外カリな白焼きには、わさび醤油ではなく、塩山椒。
試しにわさび醤油もいただきましたが、ご主人が言うように、コレまた合わない。
ご主人が言う通りにいただくのが一番ウマい食べ方だと思います。
うな重
肝吸い
ちなみに『うな重2,620円』には、白焼きと肝焼きがつきません。
関東のウナギ屋価格と比較すると1,000円くらいは安い感覚でしょうか。
注文を受けるとご主人が、見事な腕前で捌いて行きます。
腹を開かれ、炭の上にくべられても頭をもたげるウナギは気持ち悪いですが、それを目の前で見られる事も含めて、この店の良さの一つだと思っています。
ご主人からいろいろな拘りをご教授いただいたりもしましたが、
恐らく一番拘っているであろう事は『しっかりと焼く』と言う事だと受けとめました。
表面も皮もカリカリに焼かれたソレは、ほおばった瞬間から別格です。
勿論それでいて中は柔らかく、独特な脂の旨みがあとをひきます。
中途半端な焼きではないので、生臭さドロ臭さとは無縁。
かなり硬めに炊かれたご飯には、ウナギが乗せられているだけでタレはかかっていません。
米だけでも十分ウマいボク好みの炊き加減。
外カリの関西焼きには、柔らかいメシも、ベチャっとしたタレもミスマッチです。
ご主人もココは拘っているようで、客にも都度説明している様子。
一応、カウンターにタレを用意してはありますが、殆どの客はかけずにそのままいただきます。
ボクも試しに少しだけかけてみましたが、やはり合わないモノは合わない(笑)
ちなみに山椒も良い品で香りが強すぎるタメ、ここのウナギには、ごく少量にするのが無難なようです。
今までも関西焼きのウナギは江戸焼きとの比較で圧倒的にウマいと思っていましたが、
ボクが世間知らずなのか、世の中にはウマいウナギがいただける店があるモノです。
元々ウナギは値段に見合わない食べ物だと思いこんでいましたので、
これまでのウナギ経験値も低いかも知れませんが、考え方そのものをあらためました。
十分に満足し会計をしている最中、もう一口、もう一尾食べたいと思ったウナギ。
翌日に連投したのは言うまでもなく、まさか同一週に三度訪れる事になろうとは(爆)
人生一おいしい鰻店のその後
以下は2014年に記事紹介した部分
昨日の記事でも紹介しましたが、個人的に関西焼きうなぎの最高峰だと思っている
鰻家うりずん。
あれだけの繁盛店が昨年、謎の閉店をしていました。
7ヶ月の大阪在住時に、何度も足繁く通った店。
焼かれ始めても生きているうなぎ
表面がサクサクな至高の関西焼きうなぎ
はじめて口にした時には、あまりの旨さに衝撃を受け、翌日を含め同一週だけでも4度も足を運びました。
この時はのれんをくぐるのが照れくさかったですが、そんな恥ずかしさなど吹き飛ぶほど食べたくて仕方なかった。
良い想い出です・・・・
そんな、大好きだった繁盛店が、なぜ?閉店したのか、理由も分からず時間が経ちました。
何度も何度もネットで検索しても、移転先や閉店理由などはまったく出て来なかった。
諦めかけていましたが、ダメ元で、昨日の記事をきっかけに、久々に再検索!
すると・・・・
なんと!
店名を変えて復活していると言うではありませんか!
その名も鰻家
» 土用の丑の日に最適【大食い】デカ盛りでコスパの良いうなぎ関連まとめ7選+5
実にシンプルな店名。あぁ食べたい・・・・
ご主人、ボクが行ったら喜んでくれるかな
移転理由とか、いろいろ聞いてみたい。
後日訪問» 鰻家。【味健在】至高の蒸さない関西焼きうなぎうりずんの移転先【超人気店】