実食レポ
見た目は想像していたよりも色味が赤くなく、香味野菜が多い印象。
そもそも論で、台湾まぜそばって、あれだけ流行りはじめてから時間が経ってるのに食べた事ないかも(笑)
具材は、あらみじんたまねぎ、ニラ、長ネギ、刻み海苔、
そして、ど真ん中に台湾ミンチが鎮座。
にんにく、豚は端にちょこんと乗っており、台湾ミンチの上にコールした白アブラが被さると言う盛り付けです。
タレは底に溜まっていましたが、上手く画像に収められそうもなく断念。
ややラー油ぽい色と醤油ベースのタレが合わさった、赤黒い濃いめのタレでした。
白アブラと山椒
いつもの歩夢名物でもある、味付き歩夢アブラではなく。
味のついていない白い背脂ですが、カタマリ感はありアブラ粒は一般的な二郎系のアブラよりも大きめ！
→日本一並びが激しい？味付きアブラの旨い二郎系ラーメン店富士丸神谷本店レポ
その上に山椒がまぶしてあります。
山椒の風味って好きなのですが、痺れる感覚が好きではないので、マシマシとはコールせず。
自分好みの程よい量でした。
香味ヤサイ
もやしもキャベツも台湾まぜそばには入っておらず。
あらみじんのたまねぎと、ニラ、長ネギが麺マシに比例して、どっさり。
麺増しにしても具材は規定量と言う店も多い中、歩夢のこの手のバランスの取り方やサービスぶりは特筆モノです。
火の入っていないこの手の香味野菜は、消化機能が追いつかない感覚があるので。
早めに天地返しぽくして、すり鉢の底で熱を入れてみましょう。
安定の神ブタ
ただでさえ安定した旨さの歩夢の神豚！
この日は満場一致で、皆「今日の豚は神」と声を揃えて口走っていました。
全体が重めのないようながら、1枚だけ豚マシして良かった！
acoさんと違って、苦戦するのを見越して序盤に2枚とも「食べちゃった」(笑)
コシの強い歩夢剛麺
加伸びにくい歩夢剛麺は、コシが強く噛み締めてなんぼの旨い麺です。
今回は台湾まぜそばに合わせ、麺表面を傷つける事によって、具材やタレなどが上手く絡むようにしていたそうです。
しかもボクらのロットは全部で麺量3500g超だったので、麺を傷つける為の、その力仕事ぶりたるや想像を絶する見事な光景！
それぞれの具を早めに、まぜまぜしつつ、香味野菜は底に沈める天地返し！
醤油ベースのタレと台湾ミンチが良く絡み、中華風ミートソースのようで超美味い！
一口だけ味見した後、すぐに2口目から早くも生たまごを使っていただきました。
汁なし担々麺ぽい味噌っぽい味なのかと思いきや、そうでもなく。
むしろ洋風のミートソースより旨い気がするほどで、過去に食べたスープのない麺類で一番旨いかも？と言うくらい完成度です。
でも、味のバランスの取り方もさる事ながら、やはり歩夢の美味麺があってのこのバランスだと思う。
生たまごと味玉
生たまごはデフォで一つ付いていますが、生たまごW食券を買ったのでトリプルになりました。
しかしたまご必須とも言える台湾まぜそばを麺増しでいただいているので、むしろこれでも足りないかもと思えるくらい。
流動性も上がるので、快調に食べ進め。
内容が重い割に、序盤は特にスルスルと入って行きます。
さらに味玉も！
これは必須と言うほどでもないですが、安定の半熟でおいしい歩夢味玉ちゃん。
シメの追い飯
追い飯がデフォで付く他、追いスープも可能と言う事で、両方試したくて。
追いメシ専用の器として、底に溜まったタレや具材を生たまごの入っていた器に取り分けました。
そこへ一般的な、大盛りごはん、いや特盛りくらいのごはんがズドン！爆
これだけでもメニューとして成立しそう
むしろ麺よりも美味しいのではないかと一瞬思うほど。
後半の満腹な状態ではなくて、最初から食べてみたい！
いや麺増ししすぎなければ良かったのか(笑)
追いスープ
そして追いスープ用の、もともとのすり鉢には、麺を残しておいて。
ラーメンぽくスープのある状態で麺もいただくべく、追いスープを申請しました！
その状態の画像を取り忘れましたが、担々麺のような見た目のラーメンになり、これがまた旨い！
無事、麺を食べ終え。
更に追いメシで別皿に取り分けていた分の残りも、ごはんとスープをまぜまぜ！
歩夢さんの豚スープも加わり。
最後のこのおじやごはんが一番美味しかったかも知れない。
結果
42分完食！
追いメシ、追いスープの手前までで28分くらい。
味わってキツかった割に、生たまごのおかげもあってアッという間に食べ終えました。
閉店前ラストロットだったのもありますが。
待ちがあったら30分以内には食べ終えた気がする。
とは言え、食べ終える直前くらいに急にお腹が重くなり。
食後に、みんなとピロートークがまともに出来ないくらい(笑)
有名店を自宅で味わえる宅麺というサイトで麺屋歩夢のラーメン
がお取り寄せ出来ます。
歩夢台湾まぜそば総評
歩夢店主が「どんなに旨いって言われてももう台湾まぜそばやらないからね(笑)」と言うくらい。
これだけの完成度の高い料理なのに、力仕事と手間がかかるらしく、かなりお疲れのようでした。
でも、ハンパじゃなく美味かった！
周りのお客様もレギュラー化して欲しいような声も多く。
追い飯は炊飯器を置いてセルフにしたらどうか？等の声が飛び交っていました★
→2019年新規訪問店ランキング味中心に選んだベスト20まとめレポ
以前もどこかに書いたけれど。
歩夢店主さんは、味のバランス感覚が抜群すぎて、何を作っても美味しいのよね。
今回もレギュラーメニューではないのに、目分量で手際よく仕事を進め、この味バランスは凄いと思う。
きっと和食とか洋食とかでも美味しいのだろうな(笑)
そして、こんなに旨い歩夢麺の台湾まぜそばも、麺増しでこんなにもお腹いっぱい食べられる幸せ。
麺屋歩夢では、食いしん坊だと、とってもお得なのです★
お会いした事のなかったフォロワーさんの方々とも大勢顔合わせ出来て良かった。
何かとお騒がせし失礼しました。
そんな感じで、2020年も良い二郎系ラーメンのスタートが切れた気がします。
超超美味しかったです、ごちそうさまでした。
皆さま、どうぞ今年も宜しくお願いします☆
(台湾まぜそば本体3233g+追いスープ200g+生たまご約150g+追い飯約400～500g)
推定カロリー 約4900kcalくらい？
麺屋歩夢（ラーメン/淵野辺駅、矢部駅）
昼総合点★★★★☆ 4.6