二代目蝦夷は埼玉県川越市郊外にある、最寄り駅はなぜか鶴ヶ島駅な埼玉県を代表するデカ盛り店。
ラーメン店にありながら、味の良さが評判を呼ぶ「からあげ」が鬼のように売れる店としても知られています(笑)
今回は夏の新作メニュー、冷やしラーメンをすり鉢デカ盛り仕様で実食レポ★
ボクがデカ盛りをいただくのは15回目で、当ブログ登場数でも、立川マシマシ足利店に次ぎ2番目に記事の多い店となっております。
今回、ご一緒いただいたメンバーは自由人さんと、外でご一緒するのは初のDさん。
お二人は飲みだったので、ボクは代わりに大きいのをいただく事になりました。
二代目蝦夷から揚げが鬼のように売れるデカ盛りラーメン店
049-234-2166
埼玉県川越市小堤15-152
11:30～14:45（LO)
18:00～26:00(LO25:45)
月曜定休日
最寄り駅：鶴ケ島駅から1,205m
駐車場多数あり
大盛況のお店につき、待ちが発生している事もあり。
その際は、そのまま最後尾に並ばず、店内にあるシートに人数と名前を記入してから並ぶようにして下さい。
二代目蝦夷メニュー
一般的なラーメン屋さんのメニューに加え、ごはんモノや、つまみ系も得意！
一番人気はラーメンタレに漬け込んだからあげです☆
全メニューデカ盛り可
そして、なんと言っても二代目蝦夷のウリは、各種デカ盛りメニュー！
過去に様々なメニューをいただいており、15度目の今回も、夏らしい新作をいただきます☆
メニューに載ってない品でも？
特注で何でもデカ盛りで提供していただけます。
デカ盛り男気ジョッキ烏龍茶
税込550円
まずは先にドリンクから。
男気ジョッキは1.6kg以上はいるシェア用のピッチャー！
でっか！爆
ちなみに生ビールの男気ジョッキは、税込1740円。
各種酎ハイの男気ジョッキは、税込1390円円だそうです。
中ジョッキ3倍よりも多いそうなので、沢山飲む方にはオトクかも☆
新メニュー夏の冷やしラーメン(税込590円)
+大盛り150円
以降+麺1玉100円
+麺1玉100円
+麺1玉100円
+チャーシュー5倍トッピング350円
そして、こちらが今回の夏の限定？新作冷やしラーメン！
以下、注文前のやり取りです。
ナツ「この冷やしラーメンって酢とかの酸味入ってますか？」
大将「入ってません入ってません」
ナツ「冷やし中華とは違うんですね」
大将「ぜんぜん違ってラーメンをキンキンに凍えるくらい冷やしたさっぱり系です」
ナツ「特注ですり鉢でやってくれるんですか？」
大将「あぁはい全然やりますやりますナツさん何玉くらい？どのくらいにしましょうか？」
ナツ「うーん総重量で3kgくらいですかね前日のが下っ腹に居るんで(笑)」
大将「チャーシューは冷やしのは赤身が多い部分なのですがナツさん脂身好きだから多い所入れますか？」
ナツ「冷やしでアブラ固まってたりしますか？」
大将「冷やしだからそうなりますが赤身でもしっとりとやわらかいと思いますよ」
ナツ「お店がそれ用にその部位を使って油分を控えてるのでしたらそれでお願いしたいです」
大将「わかりました」
ナツ「くれぐれも総重量3kg超えて欲しくないので2.5kgくらいでも大丈夫ですから」
大将「じゃぁやってみますね」
しばしの調理時間の末、出てきたのは･･･
12号すり鉢に入った、けっこうな大きさのご立派な品！爆
実食レポ
大将「ナツさん固形2kgのつもりでしたが総重量3kg超えてしまったぽいですスミマセン」
ナツ「確信犯ぽいですけどスープ多めの３kg超なら良いですよ 笑」
そんな感じで、お連れ様のお二人は飲みメインだったので･･･
話に花が咲く中、お話にも加わりながら、ゆる～くマイペースでいただく事にしました。
お吸い物などにも使われる上品な1番出汁を使ったゴクゴク飲めるスープ
大将が教えてくれたスープの材料は、こんぶとカツオを使った1番だしのみを使用。
植物性のグルタミン酸と動物性のイノシン酸が合わさると、1+1が数倍になると言う科学的相乗効果が生まれるのは有名な話！
さらに上品な料理に適していると言う1番出汁ですが、まさに、この冷やしラーメンに最適なさっぱりライト系なスープ！
こんぶの甘みのあるような風味をカツオが上品な香りが後からふんわり追ってきます。
塩っ気も濃くなく、油分は、ほぼほぼゼロに等しいので、何のためらいもなく、ごくごくとずっと飲んでいられそう！
なんなら、このスープに浸かっていても、身体が健康で居られそうくらい、やさしいスープです。
いつものラーメンにも使っている麺
麺は蝦夷さんの他のラーメンにも使用しているいつもの黄色い麺。
中細～中麺くらいの程よい太さで、キリッとシメてあるので、いつもより断然コシが強く感じます。
そして、先ほどの上品で香り豊かな絶品スープによく浸けてすすると至福！
これ、固形2kgなら、何の問題もなく2杯食えそうと言うくらい、何のストレスもなくスルスルと入って行きます。
今年いただいたモノの中で、間違いなく1番いくらでも食えそうなバランス！爆
さらに、そこに加わる具材が、またさっぱりスープとコシのある麺に、上手く融合しています。
歯ごたえの良いワカメが、冷やし系に合うのは言うまでもなく、磯の香りと食感を演出！
メンマは、しっかりと味がついているので。
全体的にさっぱりしすぎで単調になった時に、アクセントを加える役割。
さらに極めつけの、にくい演出が、千切りの大葉と、梅干しちゃんです☆
梅は本来1粒らしいのですが、5玉なので5粒入れていただきました。
さっぱりした冷やしラーメンに、さっぱりした具のオンパレード！
繊細な和出汁を活かすべく、和ハーブのアクセントが加わり、また旨味が倍増しました。
さらには入念なな打ち合わせの元で決めた、油分の少ない赤身が多いしっとりチャーシュー。
ほろほろと良く煮込まれているので、油分がなくても、温度が低くても、固くなる事なく。
冷豚しゃぶのように、あっさりスープと共にサラサラ食べられてしまう感じ。
いやはや、これ、本当に参ったと言うくらい旨い！
ボクのらーめんの好みは、割とこってり系で、油分が乳化しているような粘度のあるスープが好きでして。
逆に淡麗系は、しっくり来ない事が多いのですが。
これはまさに淡麗系でありながら、冷やしと言う変化球！
しかも酸味が不得意で、いつも食べられない冷やし中華とも全く異なる、あっさり系冷やしラーメン。
山形県の冷やしラーメンが、ずいぶん前から気になっているまま食べられてないのですが。
もしかしたら、あの辺りのも、こんな感じなのかしら？
二代目蝦夷の大将、こんなリーサルウェポンを隠し持っていたとは恐るべし！
そのくらい、ボクの好みにビビッと来る美味でした☆
その後は、飲みがしばらく継続･･･
冷やしラーメンがさっぱり過ぎてお腹に余裕があったのでいただきました！
こめかみワカメ
噛みごたえがあり旨味のある豚かしら肉を固くならないよう程よい火加減でしっとり仕上げ。
磯の風味と軽い食感がある、わけめと合わせた謎に旨すぎる、二代目蝦夷の隠れた名物！
お酒飲み勢は、だいたい皆、頼んじゃうお品です☆
餃子
一般的な餃子の1.5倍～2倍くらいの大きさ。
ボク好みの良く焼きに近い焼き加減で、川がバリっと香ばしく最高！
下味がしっかり付いていてジューシーなので、何も浸けずに、香ばしい皮と味わい深い餡の融合を楽しみたい旨い餃子です。
そんな感じで、いつものデカ盛りと違い。
すり鉢を平らげた後も、お腹に余裕があり、おつまみをいただきながら4時間以上飲むと言う珍しい展開！
完食タイム
冷やしラーメンは、ゆっくりお話しながら食べたので。
後から、撮影タイムを遡ると34分ほど完食までにかかっていたようです。
固形は確かに大将の予定どおり2kgでしたが、スープが1リットルくらい入っていたようで。
男気ウーロンと合わせて3リットルくらい飲んでいたようです！
まぁ、4時間以上もかけて飲んでますから、水分は苦もなく入っちゃうんですね。
あまり経験のない事なので、勉強になりました(笑)
ゆっくりお話をするのは初めてのDさんの良いお話もあり。
自由人さんの、いつものコミュ力の高さに、たまに少しだけ入ってくる大将も加わり。
異色メンツながら、非常に愉しいひとときを過ごさせていただきました！
そして、まさかの！
こんなにデカいのを食べて飲んで、他にもつまませていただいているのに、Dさんが先に会計を済ませていたと言う。
申し訳なさすぎる展開になってしまいました。
二代目蝦夷冷やしラーメン総評
一番出汁しか使わないと言う、エグミのないまろかやな魚介が香る冷やしラーメン。
そこにキンキンに〆られた中細麺の噛みごたえコシの強さが加わり。
和風出汁に合う梅や大葉、アブラが固まらないように配慮された赤身薄切りのチャーシューなどのバランスが絶妙。
超おいしかったです☆
夏限定と言う噂もあるので、興味ある方は、早めにいただいておいた方が良いかも知れません！
店主岡安氏は相変わらずの神対応。
二代目蝦夷さん、Dさん、ごちそう様でした。
御一緒していただいた皆様、ありがとうございました。
実測一部推定総重量 3245g+男気烏龍茶1646g
(冷やしラーメンの固形1959g)
推定カロリー 約2100kcalくらい？
二代目蝦夷（ラーメン/鶴ケ島駅、霞ケ関駅）
夜総合点★★★★☆ 4.3
 二代目蝦夷 店主岡安氏 |
高校を卒業後すぐに鶴ヶ島市蝦夷で料理人修行を開始！10年以上勤め上げ、二代目蝦夷でのれん分け開業。以降、鬼のように売れるラーメンタレに漬け込む名物からあげと全開スマイルを武器に大繁盛店を切り盛りしている。 |
