ハンバーグ

割と肉肉しさもありつつ、程よいつなぎも合わせてある密度の高いハンバーグ。
跳ね返す弾力も強く、噛みごたえもあり、程よい酸味で粘度は高くないデミグラスソースのバランスも良く旨い。

 

 

しかしながら、プレート内の他のおかずに比べると、ラクではないにしろ。
咀嚼に苦労するほどでもないので、あまり積極的に序盤に食べなくても良さそうな気もします。

チキンステーキ

皮目がパリッとしつつ、ジューシーな火加減の塩味ベースの鶏もも肉。
酸味が残った、実の原型が崩れ切っていないフルーティーで水っぽくないトマトソースがたっぷり。

 

 

これ一枚でも、ちょっとした女子向きランチとしては十分と言える内容。
お肉はやわらかいので、これも全体のバランスからすると優先して食べなくても良さそう。

ポークソテー

けっこうな厚みのある豚ロースのポークソテー。
塩味ベースで、ほんのり香味を効かせてる程度のシンプルな味。
ロースはお尻よりのサーロイン部分だったので、肉肉しく噛みごたえがあり、このプレートの中では咀嚼が要るグループに入ります。

 

 

したがって、割と優先して食べ進める必要がありそう。
時間が経てば経つほど、冷めれば冷めるほど、お肉が固くなり咀嚼を必要としそうです。

からあげ

漬け込みが十分で、下味もしっかり、ガーリック強くスパイシーに効いておりパンチがあります。
お肉もやわらかくほぐれるジューシーなタイプながら、衣は割と軽めなクリスプ。

 

 

そして、一つ一つは大きいので。
この中での、やっつける順番としては、中くらいの優先順位なイメージ。

エビフライ

一番太い部分は衣も含めた直径が4cmくらいはあり。
かなり太い部類のエビフライです。

 

 

咀嚼が要るタイプではありませんが、真ん中に鎮座しており。
尻尾の扱いも微妙で邪魔なので、一番先にやっつけてしまいました。

ナポリタン

個人的には、大食いには不向きな気がしている、不得意寄りな食材。
ジューシーで、ケチャップ感よりもトマト感がある気がする、品のある、美味しいナポリタンながら。

 

 

どこで、どう食べ進めれば良いかのイメージが涌かず。
ひとまず後回しにしてしまいました。

スタートダッシュのかかる序盤の5分経過

取りあえず、盛りつけ的に不安定な肉をどかして、少し食べただけと言う感じ。
制限時間は45分あるので。
最速を目指さずとも、胸につかえて落ちなくなるほどの早食いペースにはしませんでした。

 

 

出来れば序盤は、胃の容量が不安なので、水を使ってお腹を圧迫するのは避けたい所。
慌てず、騒がず様子見の序盤戦です。

10分が経過

5分から10分の途中で、深さのあるお皿の一部分が空いたので。
カレーソースを流し込み流動性を加えつつ食べ進めました。

 

 

なんだか、上にごたごた乗ったおかず達が減り。
何となく見た目はスッキリしたようにも見えますが、まだ量的には7割以上は残っています。

20分経過残25分

ボクのしょぼい胃袋の満腹中枢ちゃんは早くも15分過ぎくらいから発動してしまいます。
巨大ハンバーグに手をつけ始めたくらいで、飲み込む力がなくなり始めました。

 

 

それほど噛む必要のないはずのハンバーグちゃんが、まったく喉を通らず!
頼みの綱のカレーソースも全部使い切る展開。

25分経過残20分

ハンバーグもデミソースも含め、上に乗ったおかずは全部やっつけ終わり。
口の中でもぐもぐ残ってる状態!

 

残りは、手付かずだった超大量の推定1kgのナポリタンと、その下に残っている大量のごはんです。
皿の上に水分は少なく、満腹中枢も圧迫されまくり、ペースが上がらない苦しい展開!

30分経過残15分

上に被っていたナポリタンを避けてみると、意外と?ごはんは殆ど残ってませんでした。
こうなると残りは大量のナポリタンのみ。
目安としては制限時間残り3分の一なので、全体の8割くらいは食べ終えてないと危ない展開。

 

 

しかし最後に残った食材としては、とても食べやすいとは言えない食材だけに。
なかなか飲み込めなくて先に進まなくなっており、ここからは精神力勝負!
大食いの大部分って、胃の容量うんぬんとか物理的な食べ進め方よりもメンタルではないかと個人的には思うのです。

35分経過残10分

一番辛いキツい時に、いかに諦めずに前に進んで行けるか。
終わりが見える一歩二歩手前くらいが、大食いチャレンジは一番キツく感じるゾーンかも知れません。

 

 

一般的に普通食で大食い観戦が好きな人は、大食いの人が圧倒的な胃袋の大きさがあるとか思っているかも知れませんが。
個人的には、よほどでないと胃の容量はそんなに一般の人と変わらない気がしています。

ただ言えるのはラクに食べてるわけではなく、ムリして苦しみながらも食べ進める根性があると言うだけで☆
普通食の人が満腹になって食べるのをヤメてしまうラインから、そこから更に慣れと精神力で食べ進められるのです。
ボク程度でも、満腹感が出てからでも、そこから1.5kg位は、食べるのをヤメさえしなければ結果的に胃に収まるのです。

完食タイム

38分44秒

そんな感じで約半分の時点で、感じ始めた満腹中枢をひたすら我慢しながら。
先を見すぎずに目の前の一口一口に集中した結果。
薄いと考えていた勝算が最後の最後に現れ、まさかの成功!

 

 

ただし、お腹の状況は本当の本当にギリギリで、下を向けない、座っていられない。
肺まで圧迫され、息もまともに出来ないほど満身創痍での完食でした。

 

 

店主さんにも喜んでいただき、この後、ドリンクでも一品でも何でも出すと言っていただけましたが。
そんなのとんでもなくて豆1つ食えない状況ですのでお気持ちだけいただきます」と丁重にお断りました(笑)

大食いチャレンジメニュー全戦歴ページ

食彩独歩イッキ大食いチャレンジ総評

洋食全部のせプレートですが、その一品一品に手抜きはなく。
本格的洋食で、全て水準以上の美味しさなのには、良い意味で面喰らいました。

そしてお店の雰囲気も良く広さもあり、落ち着いた空間なのに加え。
店主さん及びスタッフさんのサービス姿勢も超好印象!

こんなに美味しいものをたっぷりといただき、成功で無料になってしまい。
余裕があれば別注文をしたり、お土産を渡したりなんて事もしているのですが。
この時は何も余裕がなく、申し訳ありませんでした。

 

 

現時点での過去のチャレンジメニューの中で、最もキツいと感じたバトルでしたが。
それもその筈、想定外の4000g超え!爆

結果的に、息も絶え絶えとは言え完食はしたので、喜ぶべきなのかも知れませんが。
気持ち的には白旗を揚げさせていただきたい気分です!
参りました・・・

いただいた品の重量とカロリー
実測総重量 4070g
(プレート本体3571g+カレー479g)

推定カロリー 約5300kcalくらい?

ブラッスリー イッキ食彩独歩一喜西洋各国料理(その他)/本庄駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8