中華大吉は新潟県長岡市にある、深夜23時から翌4時までしか営業しない、ラーメン居酒屋的な中華店。
お店の入口は照明も案内もない上に、シャッターが降りており、勝手に開けて入って行くと言う知らない人には到底辿り着けないようなルール!
そのエンタメ性からメディア等にも何度も取り上げられており、店主さんのトークや人柄が人気の大繁盛店なのです。
名物は1人前25個も入っているデカ盛り絶品餃子と、普通で3玉最高6玉まで無料で麺マシ可能なデカ盛り長岡生姜醤油ラーメンの2大看板メニュー!
注文が入ってから包んで焼く純手作り餃子や自家製麺しょうが醤油ラーメンなど、料理は全て絶品な上に格安でボリューミー!
メチャクチャ大繁盛店なので、店主さんはひたすら動いていますが、併せてずっと楽しいトークで客を飽きさせません。
中華大吉の店データ
新潟県長岡市殿町3丁目3−1 鈴木ビル
0258-36-8409
今回23時の開店待ちをしていたら、23時02分にシャッターが10cmだけ開く瞬間が目撃出来ました。
このようにシャッターがちょっとだけ開いてる状態が営業している証なので、怖がらずに開けて入ってみましょう(笑)
営業時間
23時~翌4時まで
日曜日定休
駐車場なし
近隣にコインパーキングあり
Q 営業時間はなぜ深夜なのか?
A 昔は17時~だったらしいですが仕込みに集中したくても常連さんがシャッターを開けて入ってきてしまう為に仕込みが進まず、少しずつ遅らせた結果だと言う(笑)
中華大吉メニュー
メニューはシンプルで、思ったより多くありません。
餃子とラーメンを中心に、居酒屋ぽく飲む客が殆どです。
ラーメン 750円
チャーシュー麺 950円←ナツ注文品
ワンタン 750円←aco注文品
ワンタンメン 850円
つけメン 800円
冷やしメン 900円
ギョーザ 550円←ナツ注文品←aco注文品
シューマイ 550円
酒(大) 650円
酒(小) 450円
チューハイ(ウーロン、緑茶、梅、レモン) 450円
ジュース300円(コーラ、オレンジ、キリンレモン) 300円
ビール 650円
おみやげ折箱 50円
注文
チャーシューメン 950円
ワンタン 750円
餃子 550円×2
餃子2つとラーメン類2つをまずは注文!
安すぎて親切すぎて申し訳ないので、なるべくデカいジョッキでと、烏龍茶を2つも頼むと‥
一番大きな1リットルジョッキ氷入り2つと、2リットルのペットボトルを冗談を言いながら無造作に出してくれました(笑)
おつまみメンマ
続いてお通しっぽい大量の味付けおつまみメンマが、これまた無造作に目の前に出されました。
店主「本当は飲むお客さんだけなんだけど笑」
※下戸で飲めなくてごめーん(笑)
他の飲んでいるお客様にも「まずはこれ食って待ってて」みたいな感じで出しているようでした。
でもたぶんお通し代は、これ取ってないんですよね。
こんなにたっぷりなのに(笑)
acoデカ盛り ◀◀ 相方aco長岡の深夜のみ中華大吉実食動画(公開済)
↑相方aco長岡の深夜のみ営業中華大吉公開済み実食動画
実食レポ
メンマをつまんでいると、目の前で一つずつ餃子を包み。
1人前何と25個もある餃子の作業時間を計測したら、ものの1分もかからず包んでしまいました。
すぐに年季の入った鉄鍋で焼いて行き。
やがて出てまいりました。今回は前回よりも忙しそうだったので、盛り付けはテキトーです(笑)
絶品大吉デカ盛り餃子
550円(税込)
何と25個入り!一般的な餃子は5個くらいなので標準の5人前くらいと考えると5個でたった110円の算段になります。
大丈夫なのか?と言うくらい安いのに、味も絶品。
ボクは今まで食べた餃子の中でも5本の指には入ると思うくらい美味しい!
基本に忠実な具材は大体入っておりますが、水分の切れ具合と意外と多い肉の比率のバランスが良いと思いました。
焼き目も香ばしく、皮はもちもち!
25個もあっても、旨すぎて、直ぐになくなってしまいます(笑)
テイクアウトも可
そして殆どの客が、餃子を頼むので一度の来客があると、店主さんはメチャクチャ忙しそうな動きになります。
そんな中でもテイクアウト客も多く、箱代50円が追加になっても複数個注文している人が数名いました。
レアチャーシュー
そして続いて出てきたのはこちら!
まるで低温調理したような中がピンクの豚バラ角煮を切り出したチャーシュー!
ボク「これ食べて良いんですか?ラーメンの注文通っていますか?」
お店「いいよ!あっそうだったな今から作るよ(笑)」
ボク「メニューにないこんな美味そうなチャーシュー出して貰えるんなら通ってなくて良いです(笑)」
お店「にやり」
このチャーシューも近年稀に見る旨さ!
しょうがが強めの香味がたっぷり聞いており、味も意外としっかり!
なのに低温調理のような肉のピンク色は当然のようにやわらかく、それでいて肉の適度な噛みごたえもあるのです。
生姜しょうゆチャーシューメン
950円(税込)
acoさんがワンタン、ボクがチャーシューメンと言う体にしました。
「なるべく多めでお願いします」と愛情盛りにビビりながらも言ってみると、acoさんの方が盛られる展開に(笑)
ボクのも見た目は多いので‥
普通の3玉より多い4玉?ピンクのチャーシューもたっぷりです。
しょうが香るスープ
今回あらためて気づいたのは、スープは生姜が強めに効いており、ここは長岡市と言う事!
隣で飲んでる常連さんに聞いてみました。
ナツ「これって長岡生姜醤油ラーメンの括りなんですかね?」
常連さん「しょうが醤油の括りだと思いますよ」
ナツ「あぁそうだったのかぁ」
他に節系や香味野菜などの風味もあり、ただ淡麗にも近い感じもあり。
醤油ぽさより、塩気が強く、最後には間違いなく生姜の風味が後味として残ります。美味しい☆
自家製中細麺
この麺、いやにサービス良くバンバン盛ってくれると思ったら。
自家製麺なのだと言う事を教えてくれました。
中細ちぢれ麺は、もっちりしていて、やややわらかめ。
スープが良く絡み、時間が経つとスープを吸うので、ただでさえ多い量が更に増えて行きます(笑)
やわらかピンク色チャーシュー
先述した、ピンク色の低温調理のような豚バラチャーシュー!
超やわらかく香味中心に味つけも良いタイプでメチャクチャおいしい☆
量もメチャクチャたっぷり!
ただでさえ食べごたえたっぷりなのに、チャーシューによってもってボリューミーになります(笑)
他に、ゆでたまスライス、ねぎ、メンマなどが入っています。
とても美味しい一杯!
ワンタン
750円(税込)
しかもワンタンじゃなくて麺が見えてるし(笑)
ボクも前回ワンタンを注文し同じ現象が起こっていました。
何とacoさんはワンタンなのにメチャクチャ盛られた!
巨大ステンレスボウルで着丼(笑)
メンマ
先述した、おつまみメンマと同じ物がたっぷり!
甘辛くあじつけもしっかりしており、程よく歯ごたえもあり。
ワンタン
肉も多め、皮も多めのワンタンが超たっぷり!
店主さん「映えるようにね」って、作りながらニヤリとしていた(笑)
このワンタンが大ぶりでスープを吸い美味しいのです。
acoさんは苦戦必至か?
ワンタンスープ
これも先述の長岡らしい生姜醤油で、やや淡麗寄りに魚介や香味野菜をきかせたタイプ。
やや塩気は強めです。
結果
店主さんが、ずっと楽しいトークを聞かせてくれたり。
隣の酔っぱらい常連さんとも仲良くお話していただいたり。
相方acoはたった10名しかご一緒していないお客様の中から2名に声をかけられる奇跡!
大吉訪問前に「もしかしたらデカ盛りとかエンタメな客層的に声かけられるかもね?」と言ったボクの予想が当たりました(笑)
中華大吉総評
今回で3度目の大吉さんでしたが、注文後に具を包んで即焼くデカ盛り25個入餃子や、自家製麺デカ盛り長岡しょうが醤油ラーメンの絶品ぶりに加え。
運良く出していただいた、低温調理寄りのチャーシュー、たっぷりの食感が良い味付けメンマも加え味の良さを再認識!
価格は元から安すぎたのか、少し値上げしていましたが、いまだに常識では考えられない安さとボリュームのバランスです。
そして別け隔てなく、全員のお客様に声をかけながら、手も口もフル稼働な店主さん。
結局、大吉の店主さんは改めて神様のような人だと感じました。
料理も上手で、あれだけの忙しい注文量も脳と身体フル稼働で捌いてしまう上に、皆に声をかけ、長く待ちそうならメンマやチューシューなどを振る舞い、待ちぼうけなく楽しませる余裕。
絶対に儲けは殆どないと思うのだが、道楽でやっているのか?素晴らしい人だと思いました。
常連さんが言ってた「長岡の顔」と言うワードが胸に強く残っています。
今回もメチャクチャ美味しかったですが、長岡を訪れた際には必ず立ち寄りたいと思います。
今年一番印象に残ったかも知れない、二郎の様に大吉中毒になってしまった感があります(笑)ごちそうさまでした!
推定総重量 シェアで約5kgくらい?(スープ推定1kg強含む)
推定カロリー 約4100kcalくらい?