とんかつひやま(宇都宮市)【老舗】週３で通いつめた絶品とんかつ店【熟成肉】

とんかつひやまは、栃木県宇都宮市に根付く、絶品熟成にとんかつ専門店。
親父さんの代から続き、現在の２代目店主になってから大繁盛店になったのだそう。

ボクのとんかつ食べ歩きは、この店から始まりましたが。
未だにここを超えると言い切れる店は出てこない位、宇都宮界隈に住んでいた時に、通いまくった店です。
北関東埼玉のとんかつでは、恐らく一番旨いとボクは思う・・・

 

 

今のように新しい店ばかり探しまくるような食生活ではなく、当時は美味しいと感じる物をヘビロテするような時期もあったのです。
2年くらい渡り、週3回ペースで通うほど、惚れ込んでいました。

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とんかつ店ひやまの店データ

〒321-0139
栃木県宇都宮市若松原２丁目２−７
028-655-2929

12時00分～13時30
18時00分～21時00

月曜火曜定休日

とんかつひやまメニュー

数週間前に、食べログのフォロワーさんに頼まれお連れしました。
限られた部位リブロースの肉が目当てですが、本来予約は不可です。
しかし、ボクと行くと通常より良い肉の確率が高まるから(笑)

 

 

特大を2つお願いしました☆
ちなみに特大はリブロース、ロース大でもリブロースが出る事もあります。

一般的に肉の予約は不可ですが。
常連や馴染み客を大事にするお店さんにつき、一部の客のみ予約可。

 

とんかつひやま【老舗】帰り際にもう一切れを欲するのがテーマの最後の晩餐候補とんかつ店

↑2016年訪問時

 

• ヒレカツ
• ほたるいかの塩辛等のレポあり

とんかつひやま(栃木県宇都宮市)【大繁盛店】人生で最も多く訪れた飲食店最後の晩餐候補

↑2014年訪問時

特大ロースカツセット

高温から低温へ、じっくり時間をかけて2度揚げする調理です。
真剣に微妙な揚げ時を逃さぬよう、御主人の職人技が光ります。

 

この日も文句なしに、キメ細かい脂が最高のリブロースでした☆

実食レポ

 

まずは一口なにもつけずに・・・
次に、仕入れに拘った、塩分が強くない甘い岩塩でいただきます。
衣が極めて薄いのは、ひやまの揚げ物、全般の特徴で素材が主役なので岩塩が良く合います。

 

 

火加減は、ほんのりピンクがかった絶妙で最高の状態。
跳ね返す弾力がありながら、繊維がずるっとズレるような食感！
叩いた様なインチキな柔らかさとは違う、歯切れの良さが特徴です。

 

 

超極薄な衣は相変わらず、揚げ物と言うより肉塊に近い感覚。
ポークソテーをがっつり食らうような至福のひとときです・・・
やはりボクの最後の晩餐はコレが良いかもな(笑)

定食のセット

上品かつ家庭的なのに本格的な3種の前菜
年季の入った風合いのある釜で炊き上げたごはん。
(糖質を避けがちなお連れ様の分も貰って山盛りにしました)

 

 

やまぶどうのグラニテと食後の珈琲までがセットになっています。

裏メニュー牡蠣フライ

最後に良い品があったそうで、隠れ名物の牡蠣フライも一つづつ。
冬場にしか現れない限定裏メニューです。

 

 

1つ650円と安くないですが、超大ぶりで牡蠣の身を4つ分くらいギュッと凝縮したような密度の高い噛み応え、かつ凝縮された風味が最高で後にも先にも食べた事がないクオリティの高さ！
味は付いているので「何もつけずに召し上がって下さい」と出されます(笑)

とんかつひやま総評

好きな食べ物は？と聞かれた「とんかつ」と答えるようになったのは。
2009年にこの店に通いはじめてからと言うもの。

関口肉店から仕入れる和豚もちぶたをウェットエイジングによる熟成肉へと仕込むとんかつは、いつも特大を頼むのでブレないリブロース。
肉の繊維層がスッとズレるような、歯切れの良さが特徴的。
やわらかいと言う表現とは違い、肉自体の噛みごたえも愉しめるのです。

極めて薄い衣に、天草地方から取り寄せると言う岩塩。
土釜で炊くごはんや、年季の入ったレジスターもひやまさんの特徴かも(笑)

ご主人は酒飲みで、調理にこだわった人なので。
いままで色々なお話を伺いましたが、かなり勉強になりますし尊敬できる人です。

知り合いや友達は既に、10年間くらいで70人位?招待したかな(笑)。
今は遠くへ引っ越してしまったけど、やはり定期的に通わないと。
ごちそうさまでした。

とんかつひやま
夜総合点★★★★★ 5.0