藤ろうは埼玉県加須市にある、二郎系ラーメンに無料で唐揚げトッピングが乗る大繁盛店。
接客抜群の店主さんは、六厘舎やジャンクガレッジの松富士食品等の出身らしく店名の由来に関係してそうな上に、ひらがなで「ふじろう」と二郎が含まれているシャレも利いています
同じ埼玉県内の人気店、ジャンプ、豚ゆうなども同様にジャンクガレッジ出身の人気店で、ド乳化、味、生姜&にんにくが選べる等の共通ジャンルが多く。
両行列店に負けずとも劣らないクオリティの高さで、調理から盛り付けまで一手前を惜しまない姿勢で支持されています!
客層は意外と老若男女問わず、また郊外店だからか?単独客よりも複数名で家族、恋人同士などの利用客も目立ちました。
声の通る店主さん店員さんのサービス面も良いので、女性も入りやすい空気感があります。
藤ろう
〒347-0104
埼玉県加須市根古屋636−10
0480-38-6806
平日19時半頃、店内1人待ちで数分待ちで着席でした。
ボクの後はずっとぴったり満席、待ち無しが続く絶妙な流れ。
営業時間
11時00分~15時00分
18時00分~21時00分
月曜夜火曜日定休
駐車場6台
22席(カウンター6席+テーブル4席✕4卓)
藤ろうメニュー
メニューはラーメンと辛ラーメンの他に、まぜそば、油そば、更に限定があり意外すぎるくらい豊富。
トッピングも充実している上に、各メニュー+200円で味玉orうずら各100円+豚が加わるので別々に買うより50円お得になります。
ラーメン小 850円
特製ラーメン小 1050円
辛ラーメン小 950円
特製辛ラーメン小 1150円
まぜそば小 900円
特製まぜそば小 1100円
油そば小 850円
特製油そば(300g) 750円
限定小 950円(この日はみそラーメン)
特製限定小 1150円
麺マシ 150円(大+200g)
チャーシュー1枚 150円
味玉 100円
うずら 100円
生卵 50円
魚粉50円
チーズ 50円
辛マシ 50円
辛マシマシ 100円
唐揚げ 100円
ライス 100円
紅生姜 50円
ばらのり 100円
※全て税込
トッピングも豊富!
二郎系ラーメン店で思いつく大体の物は揃っていました。
麺量と麺増しルール
各小(ゆでる前の麺量200g)
各中(ゆでる前の麺量300g)
各大(ゆでる前の麺量400g)
麺マシは各大の食券に+150円で茹でる前200g増量
何枚買っても良さそうです。
各大の食券1枚につき+150円
茹でる前200g増量
特製ラーメン大1050円+麺マシ150円+麺マシ150円+麺マシ150円
400g+200g+200g+200g→茹でる前の麺量1000gで注文!
コール(無料トッピング)
ラーメン類 | まぜそば・油そば |
ヤサイ | 辛マヨ |
にんにくorしょうが | にんにくorしょうが |
アブラ(別皿可) | アブラ(別皿可) |
からあげ | からあげ |
魚粉 | |
うまい棒・納豆味 |
無料トッピングは、ジャンクガレッジやジャンプ等と同様、しょうがorにんにくが選べます。
更に、唐揚げもコール出来ます!
ふざけて唐揚げマシマシって言ったら真面目なアルバイトさんに1個までなんですよってマジレスされちゃった(笑)
ヤサイの量はデフォで何と300g!
マシ600g、マシマシ1kgって予習しなくて知らんかった(笑)
カラメは卓上にタレがあるので、コールにすら表記されていません。
卓上調味料
野菜マシマシにんにく少しアブラ別皿マシマシ唐揚げで
着丼時には店主さん自ら「味が薄かったら卓上の醤油使って下さい」っとていねいに言ってくれます。
調理中は最初から最後まで、ずっと目を離さずカウンターから見ていましたが‥
タレとスープを溶く、麺を茹でる、からあげを揚げる、豚を切る、野菜を茹でる、一つ一つの動作に対し、一般的な店が殆どやらない一手間が加わる極めて丁寧かつ迅速な仕事ぶり!
厨房内の詳細を書いてしまうのが悪い気がするので、今回は控えますがビックリした!
そんな感じで‥
次ページにて実食!
特製大ラーメン麺マシ1000g
1150円+麺マシ450円(税込)
なんで初見なのに、良い意味のサービス愛情盛り凄いの?ヤバいやつ!
マシマシが野菜1kgなのは知らなかったけれど、1kgどころじゃないって(笑)
更に恐らく、唐揚げ1個と豚を2個、愛情マシマシサービスしていただけた模様で、たまねぎみじんも加わりビジュアルからして血の気が引きつつ実食!
ド乳化スープ
スープに粘度が出る手前くらいまで、どっぷり乳化したスープ!
麺増しでスープ量が増えていても、味加減はちょうど良く、出身店が同じジャンプ、豚ゆうと似たド乳化系の好みなスープです。
これは余裕があったらライスを放り込みたいくらい!
絶対旨いと思う。
そしてスープは熱々!
麺
平打ちでウネウネとちぢれたカタメ茹での麺
二郎系にしては、断面が長方形に近く、やや細めくらいかも知れません。
ド乳化の重いスープが良く絡むウェーブです。
温度管理にはかなり気を配っていそうで、麺の温度感も激熱でした。
極上豚
豚チャーシューはデフォで1枚なのですが、へたに2枚の店よりも多いくらいの、厚さ4cm近くある肉塊!
ウデ肉とバラ肉が使われていそうですが、デフォ+特製で豚2枚、からあげ1個、味玉1個の筈が‥
ウデ豚2個+バラロール豚2個+からあげ2個+味玉が入っていました!
いや、嬉しいんだけど、この量はマジで聞いてない(笑)
驚くべきは、ていねいな一手間で、注文後に豚を切り出すのに、切ってから盛り付けまでの間に少しだけ熱を入れている点!
ぷるんぷるんのやわらかさが極限の状態で着丼するのです。
その上、外側の脂身は見事に薄めで、全体的には超やわらかくジューシー!
味は濃くないのに、乳化スープと相まって旨味が濃いと言う、ブレが少なそうな超極上豚ちゃんでした。
からあげ
からあげもジューシーで柔らかいながらも、お肉がぷりぷり!
衣と味付けのバランスも良く、スープとの相性も込みで塩分は強すぎないながらコショーのスパイシーさが強めで好みでした。
嬉しい悲鳴で、2個入ってるし‥
これらが後半に苦戦する要因になるのは見た目からして明らかでした(笑)
味付けアブラ別皿
富士丸系ほどではないものの、やや濃い目に味がついたアブラ。
肉かすも混じりつつ、ブルプルの甘みがあるアブラがマシマシベツザラでたっぷり!
麺の上に直接半分かけて油そばっぽくいただきつつ。
残りをつけ麺のタレのように着けても楽しめましたが、どでんのアブラに似ているかも。
にんにく
しょうがと迷いつつ、にんにくは少し!
量が量なので、にんにくも普通にコールして良かったもですが、良いコクのアクセントになりました。
味玉
味がしっかり染み込んだ半熟味玉もおいしいやつ!
相方acoが歓びそう。
ヤサイ
野菜はややシャキっとめか、ふつうくらいの茹で加減でした。
味は入っていないので、スープやアブラなどが濃厚な緩和剤のような役割になりマシマシにしてバランスは良かったかも。
苦戦する点を除けば(笑)
いや、それにしてもヤサイ1.5kgとか2kg近くはあった気がする。
生たまご
これも他が濃厚なので、すきやきっぽく生卵がさっぱりに感じました。
後半やや苦しくなり始めたくらいから、流動性を上げる為にあって良かった存在。
途中経過
1000g程度で正直こんな事になるとは思わず。
しかし待ち客が出そうで出ない絶妙な流れで、待ちが出たら遠慮しようかとも思っていたほど長丁場になる死闘となりました。
愛情マシマシで多くなった肉類をどのタイミングで食べるかが鍵となりそうでしたが‥
ボクは思い切って、後半の方へと温存し麺からとにかくやっつけます!
完食タイム
56分
超~ギリギリの完食‥
待ち客が出たら遠慮しようと思ってるのに、満席で待ち0人状態が延々と続く‥
ボクの死闘を天があざ笑うかのような展開(笑)
藤ろう総評
あまり下調べをせずに、ずっと今どきのカジュアルな二郎系だと勝手に思っていたのですが‥
確かにカジュアルな二郎ながらも、スープと言い、各素材と言い味は超本格的で驚かされました。
そしてヤサイマシマシの量と、からあげが乗る他にないサービス。
店主さんの調理の毎シーンごとに入れてくる、忘れられない丁寧な一手間や、4人がけテーブル席が4卓もあったり。
入店から退店まで、終始おどろきと戸惑いの連続のままあっけにとられ大苦戦。
途中で時間かかっちゃってスミマセンと謝りつつ「あっぜんぜんぜんぜん良いでよムリしないで下さいねぇ」と微笑む優しい店主氏(笑)
次回は是非もう少し控えめにして、肉を沢山マシてライスまでいただきたいと思います。
超おいしかったです、ごちそうさまでした☺︎
推定カロリー 約5900kcalくらい?