かし亀は埼玉県加須市で、戦前から続くと言う創業100年を超える超老舗中華店。
4代目現店主が、数年前より創作系の映える盛り付け、及び味の工夫を重ねて以来、一躍有名店の仲間入りを果たしました。
今や熱狂的な数多くのファンを抱え、連日、SNSによる多くの投稿があり。
その映えるビジュアルから、一般的な中華店と比較すると圧倒的に拡散率が高く、話題と人気を呼んでいます!
今回も前回同様、1kgは超えるかし亀の大盛りを、沢山頼みシェアする作戦です!
平日の夜営業開始時刻から、大食い仲間のaさんと出向いてみました。
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中華かし亀
0480-62-1408
埼玉県加須市中央1-10-8
東武伊勢崎線「加須」駅北口から徒歩5分
加須駅から302m
駐車場は店の前に4台ほどあり。
前回は週末のお昼前で停められませんでしたが、平日につき余裕で停められました。
営業時間
11時~15時(材料なくなり次第終了)
18時~20時(材料なくなり次第終了)※水曜は夜営業なし
日曜日定休
夜営業の開始時刻は早めで17時からだからか?
座れない事も多い、かし亀も、平日の夜営業開始時刻に行けば、ゆったりくつろげそうです。
そして、かし亀の夜は飲み系の客も明らかに多い気がしました☆
かし亀メニュー
かし亀のレギュラーメニューは、割とオーソドックスな構成。
一般的な町の中華屋さんと言った感じです。
ビジュアルの良い店だけに、文字だけのメニューにしておくのは、もったいない気がします。
お酒のメニューも良く見るとトリッキーなモノがあります。
エナジードリンクのモンスターを使ったお酒もあるらしく。
宴会予約などで飲み放題プランがあるらしいのですが、飲み放題メニューでもモンスターはOKとの事!
高いドリンクなので、皆さん飲むらしいですが、飲んで帰っても、夜、目が冴えちゃって困ると言う笑い話あり!爆
名物の黒板メニュー
そして、かし亀名物の黒板メニュー。
月に1~2回くらいのペースで入れ替えている、創作中華メニューの数々!
ここで評判の良かった品は、継続して黒板に掲載されやすく?なる気がします。
チャーシュー多い麺は、もはや、かし亀の一番人気メニュー!!
前回いけ氏が頼んだチキン南蛮丼もレギュラーに近い扱いなのかも。
全て大盛で5品をシェア実食レポ
チャーシュー多い麺(豚と生姜)塩 1000円
麻婆炒飯 950円+大盛150円(税込)
唐揚炒飯 900円+大盛150円(税込)
チンジャオ汁そば 900円+大盛150円(税込)
ピリ辛肉丼 900円+大盛150円(税込)
チャーシュー多い麺(塩)1000円
麺量が多く、ふつうで1.5玉だったか2玉入っているのだとか。
元から多いので、大盛は器の関係で不可メニューです。
前回も5品シェアをしたのですが、その時は豚しょうがと鶏煮干があり、塩と醤油が選べ、豚しょうがの醤油を選択!
今回は、豚しょうがのみだったので、塩を選びました。
特製チャーシュー
この透き通る旨そうなスープに、かし亀特製肩ロースを煮込んだやわらかチャーシュー!
前回はバラ肉っぽい部分が多かった気がしますが、今回の方が肉肉しい!
スープ
まずは透き通る塩スープから一口!
生姜感が、また強くなっていて豚とは思えないすっきりした風味の良い出汁!
これは超旨い!
個人的には一番人気だと言う、しょうゆより好きかも♡
平打ちもっちり麺
やや平打ちの太麺。
二郎ほどではないけど、一般的なラーメンの中に入れば極太に近い太麺くらいだと思う。
デフォでブラックペッパーが多めにまぶしてあるのが堪りません。
チャーシューは本当に呆れるほど多いけれど、麺もデフォで多いので。
贅沢気味なバランスで食べ進めれば、意外とちょうど良く満足度がMAXに得られます☆
チンジャオ汁そば 900円+大盛150円(税込)
これは凄い!
大盛ラーメンの上に、表面を覆うほどのチンジャオロースが、どっさり乗っている品。
これぞ、かし亀クオリティ!
かし亀ワールドらしい美しき品。
チンジャオロース
太めに切られたピーマンとたけのこ。
やわらかく適度な噛みごたえのあるジューシーな肉、炒め加減はさすがの出来栄えで。
スープの上に乗せる想定で?
普通の炒めものよりもほんの少し、しゃっきり感を残してある気がします。
スープ
ラーメンに使われている、基本の醤油味。
これも、チンジャオが乗り、炒め物の塩気が入るのを想定し、やや薄めにしてある気がする。
麺は、チャーシュー多い麺とも同じ、極太に近い平打太麺。
大盛で量は多いけれど、おかずのチンジャオが多いから、最後まで丼物を食べてるようです(笑)
唐揚炒飯
前回、他のお客様のを横目で見て、今回必ず頼もうと思っていた品。
唐揚げがもも肉一枚丸ごと揚げてから切るタイプで、皮目のパリッと感と肉のジューシーさが見て分かります。
炒飯に、ただ唐揚げが乗せてあるだけと言うイメージだったのですが。
唐揚げ量も多いし、少しイメージと違って超絶旨そう。
唐揚げ
実際にいただいて見るとイメージ通りの旨さ!
皮目が絶妙なパリッと加減。
肉はやわらかくほろっと崩れていく感じながら、肉々しさもあり。
チャーシューの濃い目の甘辛ダレに似た漬け込んだ感のある味付けが濃いめで、たっぷりのネギの香味が堪りません!
もちろん、上の乗ったおかずの味付けがしっかりしている分。
ベースの炒飯の塩気は控えめにしてあり、合わさるとちょうど良くなる、かし亀の業の光る一品でした!
ピリ辛肉丼 900円+大盛150円
肉だらけ!爆
かし亀って大盛にすると、ごはんだけじゃなくおかずも増えるよね?たぶん。
厚切りながら、漬け込みでしっかり味がつきつつ。
やわらかくなった、たっぷりの肉がベースで。
肉が多いバランスを崩さない程度に入っている、たまねぎと乾燥ではないぷりぷり木耳。
最後に小口の青ネギと、たまごの黄身が乗せてあるビジュアルにも拘った、かし亀らしい一品。
かし亀って、香味でネギを最後に乗せるのが得意だけれど。
モノによって、ネギの種類を使い分けるような所に、4代目だと言う現店主のセンスを強く感じます。
そりゃファンも増えるわけで(笑)
そのまま食べ進めると、ごはんがあまるような、おかずの多いバランスの絶品丼。
炒飯が多かったので、白いメシは箸休めに感じる不思議(笑)
麻婆炒飯
税込950円+大盛150円
5品目まで、ずっと手抜きのないビジュアル!
自分で自分に飯テロ喰らう店、トップ3に、かし亀を認定したいと思います!爆
見るからにデカ盛りな、いままで頼んだ、かし亀のメニューの中でも、今の所最もボリューミーな一品!
麻婆の餡の分が多いのですが、旨いし意外とこってりしてないので量の割にするする入ってしまう危険な品(笑)
麻婆は辛さもしびれも程よい四川風!
ひき肉比率も高く、味付けは本格的かつ濃厚、風味抜群です。
かし亀の麻婆関連メニューは、今後積極的に食べたいと感じる本格中華さながらのクオリティ。
そういや、かし亀の主みたくなっているフォロワーのkさんも牡蠣入り麻婆豆腐っての頼んでたっけ。
これもまた、炒飯は麻婆豆腐の分を計算し尽くした控えめの味付け。
餡ものだから、他の炒飯よりも、更に強く炒めている気さえしました。
かし亀の細部への工夫、美味いものを作ろうとする拘りとセンスの良さには、毎度驚かされつつ感動します。
2人で固形約5kgあり。
内容も内容なので、味わってゆっくり食べたのもあり。
最後は、苦戦してしまいました(笑)
完食タイム
50分
会計は、なぜか?前回のいけ氏と5品シェアの時と、まったく同じ金額。
沢山食べたから、意外と高くつくけれど、これだけ旨くて、お腹いっぱいになってこの金額なら。
そこそこ充実した食べ放題なんかよりも、3段階くらい満足度が高いのです(笑)
中華かし亀総評
一言、手抜きのない仕事による。
絶品味付けバランスと、誰もが目を引くセンスの良い美しすぎる盛り付けのビジュアルの良さ!
高級中華のコースよりも、遥かに満足できるディナータイム。
かし亀、中毒者が続出するのも良く分かるクオリティの高い品々でした。
今回いただいた、各品の重量は以下の通りですが。
よほどの大食いさんでもないと、2品とか大盛はヤメた方が良いくらいのボリュームです。
チャーシュー多い麺(豚と生姜)塩 1148g
麻婆炒飯大盛 1413g
唐揚炒飯大盛 1165g
チンジャオ汁そば大盛 1454g
ピリ辛肉丼大盛 814g
スープ1つ 142g×4つ
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ちなみに、訪問から日を置いてしまったので、黒板メニューは微妙に変わっています。
訪問する方は、その日、その時の黒板メニューをお楽しみ下さい★
かし亀で飲み会や、オフ会ぽい事やってる人多いけど。
気持分かるので、ちょっと羨ましい(笑)
推定カロリー 約7300kcalくらい?
シブヤさん
かし亀さんと青島食堂さんは関係ないと思います。
生姜ラーメンを広めたのは青島食堂で良いと思いますので
なんらかで派生したのかも知れませんねー
2回食べましたが、35年前に新潟県長岡市の宮内駅前にある青島食堂の生姜ラーメンに雰囲気、味、スープの色ともに似てましたが、つながりは有るのでしょうか?最近は長岡生姜ラーメンの店が多いですが、当時はそうゆう呼称は無く青島食堂の生姜味のラーメンだった気がします。雪深い長岡の深酒した朝に食べた味が忘れられません