ラーメンショップ黒磯店【関東最北端】ネギチャーシューみそチャーシューWライス

ラーメンショップ黒磯店は、栃木県那須塩原市にある関東で最北端に位置する、ラーメンショップ(通称ラーショ)店舗。
厚みがある、やわらかロール豚は臭みがなくホロホロでとろける仕様、甘みのある太めの和えネギも名物でネギ増しの常連さんも多い。

ラーショ北関東本部白のれんで統一されて使用されるミツワフード産の生きている麺ではなく黄色いちぢれ麺なのも特徴的。
栃木県は北へ行くほどあっさり味の傾向があり、利用する年齢層も高いと言われおり、黒磯店も背脂のないラーメンが人気を博しています。

 

 

以前は下記リンクでも記事にした事があり、栃木県北部にはラーメンショップ氏家店も存在していましたが、コロナ禍で閉業。
黒磯店は、栃木県北部地域、唯一のラーメンショップと連日満席が続く大繁盛店でした。

» ラーメンショップ氏家店での大食いチャレンジメニュー記事

ラーメンショップ黒磯店アクセスと概要

〒325-0026
栃木県那須塩原市上厚崎４７５−１３
0287-63-7713

 

 

駐車場あり
(10台程度)

 

営業時間

11時～19時
月曜定休日

 

 

ラーメンショップ黒磯店
[ラーメンデータベース]

席数と卓上調味料

18席
(カウンター6席　テーブルと小上がり3卓✕4席)

 

 

• 豆板醤
• にんにく
• しょうゆ
• お酢
• ラー油
• ブラックペッパー

卓上調味料は上記7種類

ラーメンショップ黒磯店メニュー

券売機はなく、注文制の後払い。
メニューはシンプルに、豚骨ベースしょうゆ、味噌の2種類で、つけ麺や塩などもありません。

 

価格帯は、ネギチャーシュー1000円なので、ラーショ標準か微妙に安いくらい。
名物メニューは黒磯店も例外なく、ネギラーメン、ネギチャーシュー、ねぎ味噌ラーメン、ねぎみそチャーシューなど、ラーショ独自調味料クマノテとごま油で和えたネギ入りラーメンです。

お好みカスタマイズ注文

• 麺のかたさ
• 味の濃さ

 

 

背脂が入らない店舗なので、お好み注文での脂多めなどは出来ません。
塩分も濃すぎず、和えネギなども辛さをマイルドにした甘みのある仕様です。

注文品実食レポ

ラーショのネギ系ラーメン類は、ボクと嫁の好み的には和えネギ量が多いので、片方をネギ系メニューで注文し、和えネギをシェアする調整にしています。
嫁は定番のネギチャーシュー大盛り、ボクは味噌or塩orつけめん系にする事が通例で、今回は味噌の一択につき味噌チャーシューにしました。

いつもながら共に大盛り。
それでも足りないので、ライスを3つ注文し、嫁acoが2つ分でボクは味見程度に一ついただきます。

 

acoデカ盛り ◀◀ 嫁acoラーメンショップ黒磯店YouTube実食動画

 

↑嫁acoラーメンショップ黒磯店YouTube実食動画

ネギチャーシューメン大盛り

1000円
+大盛200円

 

 

背脂は入らないながら、しっかり乳化した豚骨スープに分厚いロール豚チャーシューが4枚。
大きめのザク切り合えネギが中央に鎮座し、海苔、わかめ、メンマがトッピングされており、麺がラーショにしては珍しい黄色いちぢれ麺のラインナップです。

黄色いちぢれ麺

ラーメンショップ店舗としては異色の黄色いちぢれ麺でした。
北関東本部の白のれん店舗は通常、小山市のミツワフード産の麺をほぼ全店仕様していますが、黒磯店が陸の孤島になっており配送料がかかるからかは不明ですが初の縮れ麺に驚きました。

 

 

黄色いからと言って恐らくタマゴ麺ではなく、かんすいの発色もしくは色素ではないかと思います。
豚骨しょうゆのスープに、ちぢれ麺が良く絡み中華そばのような味バランスとなっています。

豚骨しょうゆスープ

背脂は浮いていませんが、しっかり乳化しており豚骨感を強く感じつつマイルドな口当たり。
お店の外まで豚骨の独特の香りが漂っています。

 

 

昔のラーショはこんな味だったような気がするバランスです。
マイルドながら豚骨感があるので、背脂がなくてもラーショっぽい味でした。

和えネギ

かなり太めにザク切りされた白髪ねぎ。
青い部分は殆どなく、ラーショ独自の調味料クマノテとごま油などで和えられており、ネギは辛さはあまりなく甘みを感じるバランスでした。

 

 

和えネギの量はそれほど多くないかも。
ふんわりしておらず、ややしんなりしています。
その他、みそとの共通トッピング具材は後述。

みそチャーシューメン

1000円
+大盛り200円(税込)

 

 

ネギチャーシュー麺との違いは、スープがしょうゆか味噌かの違いと、和えネギの代わりに中央にコーンが鎮座しています。
同じく厚みもあるロール豚チャーシュー4枚、メンマ、海苔、わかめが配置されたラーショ標準のトッピング具材類です。

みそスープ

甘みは強くなく、豚骨のコクが生きる味噌スープ。
背脂は殆どありませんが、良いバランス。

 

 

ニンニクが合う仕様なので後から混ぜる事を個人的に推奨。
ゴマも少々入っていました。

麺のみその相性

同じく黄色い、ちぢれ麺がコクのある味噌スープに良く絡みます。
みそラーメンに限っては、ストレートのいつものラーショ麺より、こちらの方が合う気がします。

 

 

それと北関東本部白のれんのミツワフード産の麺よりも、ほんの少し太めかも。
それでも中細の範囲内だとは思いますが、若干ミツワの麺よりも伸びにくさはあるかも知れません。

 

 

ジューシーなチャーシュー

厚みが15mmくらいはある、ジューシーなロール豚チャーシュー！
豚の臭みは皆無で、しっとりジューシーに仕上がっており、味もほどよくしみています。

 

 

厚みがある分やや小ぶりで、ロール豚の直径は8cmくらい。
脂身と赤身のバランスは偏っておらず、程よい万人受けしそうな比率です。

メンマ

8本くらい入った、平たく幅広の標準的なメンマ。
味は薄味です。

 

その他のトッピング具材

海苔は小さめのが2枚ですが、しっかり磯の香りが強い仕様。
ワカメも他のラーショ同様、アクセントを加えてくれます。

 

ライス

200円×3

嫁acoが2杯を担当、ボクは1杯です。

 

ライスは、スープ、麺、メンマ、海苔、チャーシュー、和えネギなど、なんにでも合います。
麺よりもライスを合わせた方が美味しいのではないかと錯覚する瞬間もあるほど、ラーメンショップのラーメンとライスは切り離せない関係です笑

 

和えネギを乗せるのもあり。
黒磯店にはありませんが、多数の店舗で「ねぎ丼」がメニューにある事も多いのです。

 

れんげにライスを乗せて、そのままスープをすくっていただくのも最高！
その際に、ブラックペッパー、にんにく、豆板醤(らあじゃん)と合わせるのも良く合います。

 

味噌でもしょうゆでも、ラーショのスープはライスとの相性を選びません。
ボクはニンニクをあまりラーメンには入れないか少量しか入れないタイプですが、ラーショのみそにはニンニクをたっぷり入れる事も良くあるくらい違和感はありません。

 

完食タイム

ゆっくり美味しくいただき20分弱くらい。
腹5～6分目で完食。

 

 

背脂がない分だけ、お腹にずっしり来る感覚が物足りなさが良い意味でありました。
毎日毎週ラーメン健康生活でも、問題なさそうです(笑)

ラーショ黒磯店のラーメン実食の模様は…
acoデカ盛りYouTubeチャンネルにてご覧下さい！

ラーメンショップ黒磯店総評

背脂がなく、黄色いちぢれ麺なラーメンショップっぽさをなくしつつ、絶妙な良いバランスを保ち栃木県北部に強く根付いた大繁盛店舗。
ベースの豚骨出汁が濃厚に出ているからこそ、背脂がなくともコクがあるスープを演出していました。

ちぢれ麺もラーショぽくないと言う意味では違和感がありますが、中華そばっぽさがありスープが良く絡むので食べ進めるとクセになる感覚。
チャーシューも厚みがありつつ、しっとりジューシーで臭みのない本格仕様でした。

少し前に訪れた市貝店などもそうでしたが、山が近くかなりの郊外なのにも関わらず客入りが途絶えない大繁盛店。
全体的なバランスとしては、あっさり系ラーメンだかから、皆さん長居をせず、サッと食べてサッと帰る感じで待ちが出そうでそれほど出ない回転率の良い店舗さんです。

20km弱、北上すると福島県に差し掛かるほどの関東最北のラーメンショップ店舗。
末永く存続して欲しいと願っています。ごちそうさまでした☺︎

ラーメンショップ黒磯店（ラーメン/那須塩原駅、黒磯駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5