手打ちうどん庄司は、埼玉県川島町に位置する、大繁盛武蔵野うどん店。
もはや創作料理と言っても良いくらい、一般的なうどん屋さんとは良い意味で異質の個性的なうどんがいただけます。

さらにはデカ盛りや大食いチャレンジメニューもあり。
凄まじい量を格安でいただける点も気に入っており、もはや「うどん」の日本一はここで良いだろうと個人認定しているのです☆

 

 

うどんの盛りは、1200g→1500g→2000g→3000g・・・
こんな感じで、訪問の度にメニューにない盛りを上乗せして作っていただいたりしていましたが。
今回は、更に多い量を注文してみる事にしました。

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手打ちうどん庄司

050-5571-0812
埼玉県比企郡川島町上伊草743-9

 

 

埼玉県川島町には、鉄道が通っておらず。
駅がありませんが、この立地でありながら、お店は連日大盛況。
茹でおきをしないので、味の為に提供までゆっくり待てるお客様向きの店です。

営業時間

10:30~14:30 (L.O)
※売り切れ次第終了
不定休
公式HPにてご確認下さい

 

 

60席
駐車場17台あり

 

 

ラーメン会の麺屋こうじグループのように、うどん会の独立支援を行っている庄司さん。
店頭ではお弟子さまが、うどんを打つ様子を運が良ければ観られるかも?

うどん庄司の独創的メニュー群

うどんは全て茹でおきをせず。
極太ながらペラペラしてない厚めの平打ちで、原料の粉を殻ごとすり潰す全粒粉使用の為、ミネラルや食物繊維が豊富なのに加え、非常に高い小麦の香りが愉しめます。

 

 

更には、各メニューも、一般的なうどん屋さんとは、ひと味もふた味も違う?
工夫が凝らされ、オリジナリティの高いメニューに仕上がっています。

うどん庄司レギュラーメニュー

田舎汁うどん 750円
鬼おろしうどん 700円
冷やしたぬきうどん 800円
もりうどん 500円
とろろうどん 750円
ごま汁うどん 750円
炙り鴨汁うどん 900円
肉汁うどん 700円
きのこ汁うどん 700円
みそ煮込みうどん 950円
海老の天ぷら(一尾)350円※実は天ぷら盛り合わせ

上記定番メニューに加え。
夏のすったて
冬の呉汁と言う、川島町特有の郷土料理2大看板も、大人気メニュー!

夏冬各期間限定の川島町郷土料理

夏のすったて(5月~9月) 900円
冬の呉汁(11月~3月) 1,000円

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多く食べるほどお得なデカ盛り価格

※シェア禁止

メニューには特々盛(ゆで後1200g)までしか表記がありませんが。
特々盛を完食出来た人には、裏メニューとして、その上の盛りも勧めてくれたりします。

 

メニュー表記にないデカ盛り価格設定
小盛 400g
中盛 550g 100円増
大盛 700g 200円増
特盛 900g 300円増
特々盛 1200g 400円増
1500g 500円増
1700g 600円増
2000g 700円増
2300g 800円増
2500g 900円増
2700g 1000円増
3000g 1100円増
3200g 1200円増
3500g 1300円増以降も食べられるなら?と言う前提で、永久に麺増しが可能

庄司さんでは、会計が2000円を超えた事が一度もなく。
すったて900円の3kg盛りでも、たったのジャスト2000円でいただけるのです(笑)

大食いチャレンジメニュー

有吉ゼミで紹介されたメニュー!
ボクには手が負えないと思っていましたが、あのギャル曽根さんもクリア出来なかかったと言う強敵です。

挑戦メニュー
  • 名物味噌煮込みうどん(麺量4kg) 9000円
  • 肉汁うどん(麺量5kg) 7500円
    (総重量は共に6.5kg前後にまでなるプロ仕様)制限時間各40分
    成功で無料+報酬
    ※前日営業時間内に要予約

すったて900円(税込)

3000g盛り
+1100円(税込)

 

 

今回はacoさんを庄司さんに案内したくて。
夏の季節のすったてをデカ盛り仕様にして愉しんでいただきました。

 

 

キンキンにシメたうどんに、きゅうり、ねぎ、みょうが、大葉などの和ハーブ薬味を山盛りてんこ盛りに乗せたうどん。
つけ汁は、八丁味噌ベースのごま汁を仕様しています。

 

 

後述しますが、すったてには、真ん中に大量薬味が鎮座する為。
庄司の売りでもある、ひもかわの様に幅広の耳うどんはつかないのですが。
ムリを言って、特別にやっていただきました。

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麺だけで3kgな上に、薬味や耳うどんも多めにしていただいたので。
固形だけで3kg台中盤、つけ汁込だと4kgを超える、なかなかのデカ盛りっぷりにacoさん大悶絶?

acoデカ盛り ◀◀ acoさんうどん庄司実食動画

 

 

つづいて、ボクの注文品ですが。
いままで、夏のすったて、冬の呉汁しかいただいた事がないので。
庄司さんのメニューで最もオーソドックスな、肉汁うどんを試してみる事にしました。

肉汁うどん700円

3500g盛り+1300円

 

 

麺量は前回の3000gから、更に上乗せして3500gです。
八丁味噌の呉汁でいただくと危ないかも知れないくらいのデカ盛りっぷりがこちら!

 

 

麺量が多いので、おまけ的要素の強い、幅広うどん耳も2枚乗せてくれたようです!
薔薇仕立てのようでテンション上がる!(笑)

 

 

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そんな感じで、美しいフォルムをとことん眺め尽くし終えてから
実食!

切れ端うどん耳

子供の頃は、好きな物楽しみな物(巨大なうどん耳)は最後に取っておきましたが。
いつの日にやら先にいただくようになっていました(笑)

 

 

庄司さんの場合、恐らく、うどんの切れ端なのですが。
大きく残してある為、むしろメインデッシュではないかと言うくらいの幅広なお宝麺になっています!

 

 

薄い部分がもっちり、厚い部分はコシがあり。
全粒粉の小麦の良い風味が一口目から口いっぱいに広がります。

庄司の個性的絶品うどん

同じく、普通の麺は、いかにも手打ち感のある不揃いながら。
幅は約1cm×厚みは5mmくらいの、やや平打寄りな断面が長方形の極太麺!

 

 

全粒粉なので小麦粉の良い香りが強いけれど、ザラつきはあまりなく。
むしろ喉越しはなめらか寄りなイメージ。

 

 

コシの強さがありながら、もっちりとした跳ね返す弾力も備わっています。
全体的なバランスは他では味わえない風変わりで不思議なうどんですが、本当にメチャクチャ美味しいと思う!

肉汁

庄司さんの、オーソドックスな肉汁も、やはり予想通りに美味しかった!
甘みは殆ど、いや糖分の甘さは全くない武蔵野うどんらしいつけ汁。
ちなみに砂糖消費量の全国ワースト1位2位(少ない)は東京、埼玉なのだとか。

 

 

豚肉の他に、豚の背脂をアブラ粒大きめに入れている?
なんて二郎系かぶれで思うほど、つけ汁の甘みはないけれど、香味野菜と豚肉、アブラに素材の甘味を強く感じます。

 

 

尖った味や雑味がなくマイルド寄りな口当たりなのに、どこかパンチがあり濃厚なコクがあるバランスです。
そして隠し味的に、長ネギの他に、玉ねぎが入っているのもユニーク。

 

 

シャキシャキ感を残した玉ねぎが、歯ざわりにアクセントを加えていました。
肉汁なんて、どこもそんなに差はないだろうと思っていたりもしましたが、明らかに今までの肉汁で一番旨い!

熱々のつけ汁おかわり

そんな感じで、食べ始めてから10分ほどで、おかわりのつけ汁が登場!
麺量が多いつけ麺だけに、早めに汁が冷めるのを見越してのお気遣いです。
絶妙すぎるタイミング(笑)

 

 

このタイミングで、残しておいた薬味を入れてみました。
絶品肉汁にネギとしょうがの香味を加えると、旨い汁が更にパワーアップ!

 

 

基本的に薬味の類は大好きなのですが、グルメぶって最初は入れない状態で、なるべく味わったりしています。
それとデカ盛り、大食いだと、この程度の香味でも最終的に胃へのダメージに繋がる事もあるので慎重に。
とは言え、最終的に薬味をバンバン入れていただいた方が圧倒的に美味しい(笑)

途中経過

下図で10分経過
全然、うどんが減ってる気がしません。

 

 

更に下図で20分経過!
まだまだ美味しくおいしくいただいています。
粉の風味と麺のコシを噛みしめたく、ついつい良く噛んで味わっているのでペースはゆっくり!

 

 

やがて、残り少なくなって来たうどんは、つけ汁2つに放り込みました。
下図で、35分経過!

 

 

量が量なので、味わって食べると、比例して時間がかかりますが。
想像していたよりも、ずっと楽にあまり苦戦する感じはなく食べ終えてしまいました。

完食タイム

50分

 

 

過去に、うどんで一番量を食べたのは、丸亀製麺の釜揚げ愛情盛りに撃沈した時の麺のみで4kgでしたが。
やわらかめの釜揚げ4kgに匹敵するか、それ以上にコシの強い粉密度の高い武蔵濃うどん3800gが楽に感じました。

 

 

なんでだろう?と考えれば考えるほど、超おいしかったしか答えが見つかりませんでした(笑)
つけ汁は味見程度しか飲んでないので、ほぼ4kgの大部分が固形と言う事になります。

手打ちうどん庄司の総評

うどんそのもの独創性と美味しさに加え、肉汁のクオリティの高さ!
大食いにはうれしい、盛が増せば増すほど、お得度も増して行く値段の安さ。
これだけの内容が、たったの2000円ポッキリとは恐れ入りました。

また、デカ盛りへの理解と総重量8kg注文にも慌てない対応力。
素材への拘りや今もなお創意工夫を続ける姿勢も含め、接客もていねいでケチの付け所がありません。

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来る度に上書き保存で好きになってしまう庄司さん。
もはやボクの中で日本一のうどん屋さんの地位は、揺るぎない物になっています(笑)

今回、夏冬の2大看板郷土料理、呉汁とすったて以外でもクオリティの高さを再認識!
他のお客様が意外と、この2大看板以外の定番メニューを頼んでおり、近くのお客様に他メニューの良さをお教えいただきました。そして興味は既に他メニューに向いており、少しずつ全メニュー制覇をしたいと考えています。

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ブログ記事的に、同じ店へ何度も訪問するのは自粛傾向になりがちですが。
庄司さんは既に、立マシ足利店まんぷく処たぬき二代目蝦夷に続き、当ブログでもげんこつ亭や、栄久庵と並び4番手タイの記事数の多さですが。
全てのメニューをデカ盛り制覇するまでヤメられません(笑)

車がないと行きにくい、これだけの立地の悪さにも関わらず、地道に推して来た事が功を奏し?
有吉ゼミで取り上げられたのをきっかけに更なる人気店へと飛躍しましたが、大好きなお店なので、まだまだ取り上げさせていただきます(笑)

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今回も超神対応に、気絶するほど美味しかった肉汁うどん。
滞りなく8kgに対応してくれた庄司さんに大感謝!
ごちそうさまでした☆

いただいた品の重量とカロリー
実測一部推定総重量 4146g
(うどんの麺のみ重量3814g)

推定カロリー 約4600kcalくらい?

手打うどん庄司うどん/川島町その他)
昼総合点★★★★ 4.8